Dollhouse & MINIATURE
Kazuko Aisawa
東京都出身。3人兄弟の末っ子として生まれ、幼い頃から小さくて可愛らしいものに心惹かれてきました。
ドールハウスとの出会いは26歳の頃。当時は子どもも小さく、制作よりもコレクションを楽しむ日々。やがて粘土で小物やミニチュアの食べ物を作り、子どもと一緒に遊ぶようになりました。
転機は山形県への移住。周囲にドールハウスを扱う店がなく、「ないなら作ろう」と自ら製作を始めます。次第に人へ教えるようになり、13年間の山形生活で約50棟のハウスを制作。
東京へ戻った後、基礎を学ぶために池袋のカルチャーセンターに通い、そこで日本ドールハウス協会会長・岩瀬氏と出会います。岩瀬氏のアシスタントを務めながら技術を磨き、プロとして活動を開始。現在は日本ドールハウス協会会長として、自身の制作と普及活動を行い、実際に“見て・触れて・作れる”場を広げています。
姉は日本画家で、商品には手描きの日本画も添えられています。精巧な造形、日本の風景に溶け込む情景、日本ならではの趣き——そんなミニチュア作品をお届けします。