和風ミニチュアの屏風です。
屏風の歴史は古く、中国の漢時代に風よけとして登場し、その後、日本には686年に朝鮮半島を経由して伝来しました。最初は簡素なものでしたが、次第に装飾が施され、芸術性の高い調度品へと発展しました。特に、室町時代から江戸時代にかけて、金碧障屛画など、豪華な屏風絵が数多く制作され、輸出品としても珍重されました。なかなか一般のお宅では見かけませんが、宴会場や高級旅館、結婚式場などでは今でも大切にされています。
外国の方にも屏風はパーティションとして間仕切りに使ったりと自由な使い方ができ流行しています。
ミニチュアの世界なら自由な発想で和洋折衷のお部屋を作ったり、アイデアを形にできますね。